【優良レンズ】 SONY SEL85F18レビュー&ポートレート作例

ポートレート撮影でSONY 85mm f1.8を最初に購入しようと思った理由

なぜ僕がポートレート撮影でsony 85mm f1.8のレンズを購入しようと思ったか、結論から言うと(予算)購入金額は特に今回は重要視
その点も踏まえレビュー。購入してみると「金額」以上のものでしたので重宝しています。
具体的に決め手になったポイント、レビュー、美人ポートレート比較などをこの後にご紹介するので最後まで見ていってくださいませ!

購入の決め手になった“今回”のポイント

いつも使用しているレンズに加え何か面白みを足したいと思ったところからの“レンズ選び”

1.人物を中心に撮りたいのでポートレートに最適なレンズ ※モデルさんとのコミュニケーションを考えると135mmよりは85mmかな
2.「被写界深度(ぼけあし)」と「F値」(明るさはf2以下が欲しかったです)
3.price(購入金額)”「中古」という選択肢は私にはないので…新品で購入するなら安いほうがいい。
4.パキっとした写り(絞り開放から極めてシャープな解像)
5.ワンオペ(ワンオペレーション)なので重量は軽いほうがいい※荷物にならないと言う意味です

購入金額は特に今回は重要視。
後に金額以外の部分も考えレンズを購入することは検討はしていますが、急な案件ということもあり、事務所の機材はできるだけスチール用、動画用と満遍なく揃えたいので1つのレンズにお金をかけれない。 しかし、そうは言っても「SONY/FE 85mm F1.8 sel85f18」購入してみると「金額(ぼくが購入した時は5万円後半)」以上の価値で重宝しています。

今いくらになってるんだろうな?

ソニー SONY/FE 85mm F1.8 sel85f18 レビュー

SONY/FE 85mm F1.8 sel85f18 作例とレンズレビューです。
ポートレート用に135mmか85mmどちらが良いか購入前は悩みましたが、タレントさんとのコミュニケーション距離としては85mmを選定。

撮影を終え改めて、このお値段では最高コスパの優良レンズだと!!美しいボケ、コントラストと解像感、買ってよかったです!
※コストパフォーマンス(cost performance)に重きを置いたレビューです

レンズの詳細の前にモデルさんを使用したスナップレビュー見ていただきましょう!



沖縄出身の俳優 楚南 勇真 / YUMA SONAN)と今回はポートレート撮ってきました!
https://www.basic-pro.jp/

第3回「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」出演
https://mi-can.com/

いつも僕たちが見ている景色(肉眼に近い)は焦点距離50mm前後。どうでしょう85mmの感じ?被写界深度も思っていた以上に良い、写真(下)はF値2です。
開放はF1.8、ボケ好き、開放好きの人は気にいると思います



SONY/α7S2 ISO/200 F値/2 FE85mm F1.8


フルサイズセンサー、焦点距離85mmの中望遠単焦点レンズどうです?開放絞り値F1.8、美しいボケだなと思ってはいるんですけど。もちろん正解はないので“好み”のお話させていただいてます。

SONY/α7S2 ISO/200 F値/1.8 FE85mm F1.8


SONY/α7S2 ISO/200 F値/1.8 FE85mm F1.8


ちょうど話しながら撮れる距離ですし、被写体にグッと寄れるので上半身、特に顔によりたい時なんかも良いですね。
表情もしっかり撮れると思います。
実際、どうなんでしょうか?
みなさんズームレンズとかも結構使われるんですかね?
私は単焦点レンズしか持ってないです。
被写体によりたければ自分が歩み寄るカタチで撮ってます。
※被写体に合わせてAPS-Cレンズで望遠として演出効果を狙ったり、地方撮影の時はズームレンズ持ってると荷物減らすという意味でよさそうですけどね。




仕事でスポーツ撮影がある時はズームレンズ(sel70200gm)をレンタルで借りることはありますが、じぶんでは購入の選択肢に今はまだないです。
だから本数増えて大変なのかもですけどね。

【追記 2021.10】ズームレンズ仕事でめっちゃ使ってます!

遂にズームレンズ購入しました!笑

①中望遠単焦点|レンズ詳細


撮影:YUYA MORIWAKI



無印 SEL85F18ってどんなレンズなのかな?

■ FE 85mm F1.8「SEL85F18」(フルサイズセンサーに対応)

一般的なスマートフォンに搭載されているセンサーは、大きくても1/2.3型
1画素あたりの面積が大きく、より多くの画像情報をセンサーに取り込めるため、高画質な撮影が可能になります。

・APS-Cセンサーの面積は約13倍
・35mmフルサイズセンサーなら、面積比は約30倍

“フルサイズ”と“APS-C”の違い




撮影:YUYA MORIWAKI

フルサイズ(35mm) APS-C
画角 広い範囲 被写体をより大きく写せる
※35mm判換算焦点距離/約1.5倍相当
ぼけ量
(同じ範囲の撮影時)
APS-Cセンサーより
ぼけ量が多い
35mmフルサイズセンサーより
ぼけ量が少ない
階調 階調表現が豊か
夕景などグラデーション等)
白とびや黒つぶれを抑える
※明暗差が大きいシーン
充分表現できる
白とびや黒つぶれが発生しやすい
※明暗差が大きいシーン
暗所性能 ノイズを抑え良いディティール 暗いシーンも鮮やか
サイズ・重さ ※ボディの大きさに大して やや大きく、重くなりがち
軽量・コンパクト
交換レンズ 高価になりがち リーズナブル

(参考、引用:SONY オフィシャルサイト)

レンズ側面の切り替えボタン等


撮影:YUYA MORIWAKI

私は被写体が動く場合はフォーカスはほとんどAF使用ですが、スタジオなどの撮影はMFに切り替えてます。すぐにその場に合わせて対応できるのは良いですね。

■ 開放絞り値F1.8、焦点距離85mmの中望遠単焦点レンズ


ポートレート(モデル撮影)は85mm~150mmくらいの焦点距離が選ばれることが多いのではないでしょうか。


いろんなサイト拝見してレンズ比較してみようかな
みなさんはどこを選定の基準にしてる?

正直なところ、この後にも出てきますが撮影機材の持ち運びが多々ありますので「重量」
リュックのサイズ的に寸法なども考えたいところですね。ポートレートは外も多いので「F値、T値」なども。フィルターに関しては自分の持っているものとかも意識しながらとか。レンズの機能はもちろんなのですが、いろいろとレンズだけにお金かけれませんので、値段はかなり重要です!(特に前回書いた記事にも急遽のお仕事でしたので)
値段は上下がありますので下記の商品リンクでその時々のご確認をお願いいたします!

レンズ名 85F18 90M28G 85F14GM
焦点距離
(mm)
85 90 85
開放絞り
(F値)
1.8 2.8 1.4
フィルター径
(mm)
67 62 77
寸法
(mm)
78×82 79×130.5 89.5×107.5
質量
(g)
371 602 820

■ ソニーのデジタル一眼カメラ αシリーズEマウントレンズ



撮影:YUYA MORIWAKI


欲しいレンズいっぱい…


SEL85F18


SEL90M28G


SEL85F14GM

進化しているレンズが豊富にご紹介されています。

Eマウントレンズについて



最後の最後まで、135mmのレンズとどちらにしようか迷ったんですけどね。
SEL85F18“最終的”に選びました!
その理由の一つ
を次にご紹介します。


②価格設定(設備投資にやさしい金額)

値段で選ぶなら以下見ての通り、コストパフォーマンス(cost performance)に重きを置いた選定としてはGOOD!
値段比較してみましょう!

レンズ SEL85F18
SEL90M28G
SEL85F14GM
価格
5万円台 12万円台 19万円台




SONYの無印85mm、撮影時はなんと5万円台で購入できました!!!(現在の価格確認してください)
※ソニーのオフィシャルサイトの希望小売価格は74,000円+税となっておりました。

③ 重量|コンパクトなサイズ



撮影:YUYA MORIWAKI



今回のポートレート撮影はsonyα7s2ですがsonyα7RIVにつけるとこんな感じです!

撮影当時にはsonyα7RIVを持っていませんでしたが最近はこのような感じです

本体質量=約371g
レンズの長さ=全長82mm

女性でも気楽に持っていけるサイズ


この重量だったら、レンズとしては頻繁に持ち出せますね!

コレ撮影現場頻繁によく無くす

余談ですが、ストロボが必要なと時にホットシューカバーをポケットに入れてしまって忘れてなのかなくす事が多々あります。
時間が限られた現場だとドタバタしていますからね。



付属品の紹介

レンズフロントキャップ、レンズリアキャップ、レンズフードの3


都内のワンオペで使用しているスチール撮影機材等もここにリンク貼っておきますね!ご興味ある方はぜひ!

④ 85mmのフィルター径|67mm


撮影:YUYA MORIWAKI



レンズのフィルター径は67mmです。
屋外の“動画”撮影は比較的フィルター使用をすることもあるかもですね。
F値が低いのはスチール撮影においてボケとしてはよいのですが、動画ではシャッタースピード固定なことも多々あるのでフィルターで調整が必要ですね。


フィルターとストロボを使用した“日中シンクロ”の撮影なども面白いですよね。

気になる点があるとすれば…

玉ボケにみられる“口径食”というふうにネットでは言われていますね。

これどうなんでしょう?口径食って結構いろんなレンズで当たり前にある気もしますが…

そもそも口径食とは?

vignetting=周辺光量落ち(四隅の光量が落ちて暗くなっていること) 真正面から入ってくる光ではなく、斜入射光が原因のようです。 広いとかとか、開放値比較的均一な色の広がる風景を撮った時によくみられるようです。 

今回私は、人物なのであまり気にしていませんでしたが、そういうこともあるようです。

あ!この歩道橋の上で撮ったこの写真とかそうかもしれませんね。 開放のF1.8ですし、確かにヴィネット気味?



これ結構自分では気に入ってる写真だったんだけどな。笑


口径食の対策、また演出にも

実は対策は意外と簡単!レンズの「絞り」を絞ると軽減できるそうです!!
この時も開放で撮ってましたので、絞れば軽減できたということになりますかね。 今度は絞って検証してみたいと思います。


ということは…
あえて演出としてヴィネットの効果を出したければ“開放”で撮るといいのか!!
短所も使い方によっては演出に。


今調べたら、この時シャッタースピードはローキー気味だから、よりなりやすかったんだな。

ローキーで撮るとヴィネットの効果出やすいようですね


他にも気になるレンズある?

二つのレンズの以外も是非試してみてはいかがでしょうか?
最近流行のオールドレンズのレビューでも、てんちゃんに参加していただいております。

↓オールドレンズの記事はコチラで別にしています

大口径の広角レンズについて

55mmと85mm試したら今度は24mmも表現の一つとして楽しいかもしれませんね!!
こちらはイケメンのYUMAくんにモデルになってもらってます!!

せっかくなので85mmと55mm単焦点レンズも比較!美人さんを撮影!!

最強コスパで人気の単焦点レンズSONYの85mm(FE 85mm F1.8 SEL85f18) 高解像感&コントラスト55mm(Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA) この2本で宣材用のポートレート撮影もせっかくなので撮影してきました。 今回の美人モデルさんは以前オールドレンズでもご紹介したミュージシャンのてんちゃん。



撮ろう撮ろうって言ってなかなか行けていなかったので、オールドレンズと合わせて1日で3パターン。 お話ししながら楽しい時間でした。




結論から言うと、2本とも持ってゆけ!

基本、望遠持っていないので単焦点を選んだ以上“よるよらない”は自分次第ではありますが、85mm無印も55mmツァイスもキレと美しさはもちろんなのですが微妙な画角を使い分けるとなると2本とも持ってけば良くない? 結局現場の選択肢はあって損はない!! 結論、2本とも持ってゆけ!なのです。 詳しくは以下に「もっと詳しく知りたい」方にむけてリンク貼っておきますね。 私は2本持っていってます。 正直言うと今回の撮影で24mmのGMと135mmもちょっと使ってみたくなりましたけどね。 また単焦点ですけどね。笑 (どんどん本数増えてくパターン) 日々、“ちょうど良い”を求めてるのですが、もう少し広角だったらどんな画になるかとか? その微妙な感じの思いはなくなることはありません。 いつかしっくりくるのかしら。。。 本当に悩みますね。 なので目で見ているものに近しい55mmも グッと寄りたい85mmも 両方持っていくのがいい気がする。 ボケに関しては両者問題なくボケます。(F値意識していれば) どっちかって言う人は、それこそ望遠1本買ってゆきなされ。 単焦点しか持っていない私は2本とも持っていこうと思いました。


 

SONY(ソニー)/FE 85mm F1.8 SEL85f18|中望遠

ブログデータの管理上、プラグインで軽くするために画質落ちてますが、かなりパッキパキでした。 少し暗めに撮って、のちにカラコレで露出調整しています。
曇りでしたので、少し暗めのお天気でした。 建物がグレイよりの白、背景ガラス張りで逆光で立ってもらう場合はオンクリップで顔にストロボ少々。 グッと寄りたいときに85mmいいなと思ってます。



SONY(ソニー) Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA

85mmの撮影終えて、公園に移動。 都内は移動できても午前午後で2箇所かなと思います。 55mmの撮影は屋外で。実際はもっと明るいです。曇りで光が少なく太陽の光よりストロボを強くしてこのような演出に。 専門的な技術のお話は今回割愛。笑。次回、また別ページでレビューしますまだ明るい時間帯でしたが、また違った雰囲気になったかと思います。 いつも笑顔が素敵なてんちゃんですが、こちら55mmの撮影ではクールな感じが出せたらいいなと思いました。



使用しているストロボやワンオペの機材紹介はこちらで、ご紹介いたします。

日が少しでも雲から顔出したときにチャンスとばかりに、シャッターを。
コミュニケーションとりながら笑顔の瞬間もしっかりおさえておきたいところです。

【まとめ】ソニー無印85mmの単焦点レンズは最高コスパ優良レンズです!

このお値段では最高コスパの優良レンズです!!買ってよかった!
コストパフォーマンス(cost performance)に重きを置いたレビューでした。
決して安ければ良い!というレビューではありません。笑
予算ができれば技術者の方々が想いを込めたレンズいろいろ試していきたいと思います。

お値段気にせず、憧れのレンズなら24mmもおすすめですよ!!

(余談)移動はお手頃なマンフロットのリュック

移動はお手頃なマンフロットのリュックを使用しています。お仕事だとある程度荷物が多くなることは仕方ないので、趣味でそこまで荷物多くなければ移動は問題ないと思います。(2021.10.27現在はこちらのバックパックを使用しています!これがまたいいのよ!!!

iPad Pro、財布、ケーブル、ストロボ等 55mm、85mm、両方入れても背負ってる分には問題ないです。 が…撮影時に“背負ったまま”だと当然重いです。 スタジオのテザー撮影の際にはノートパソコンも必要かな。 ※リュックによって違うと思いますのであくまでひとつの意見として参考まで ご提案できるとしたら女性だと長時間は厳しいかもなのでキャスター付きのリュックなんかいいんじゃないでしょうか?コロコロと。 単体だとそんなに重くないですし優良レンズなので持っていく価値は十分あります!! ワイヤレスにすることでケーブル(有線)を減らせるかもしれませんね!

最近、オールドレンズとかもとても気に入って使ってます!もしよかったら女性モデルさん載せてるので見てみてください(余談でした)



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森脇裕也(モリワキユウヤ)

Webデザイン・映像制作会社勤務を経て、2010年に独立。 現在は東京を拠点にアーティストのグッズデザイン、グラフィックデザイン、イラストレーション、広告スチールカメラマン、動画制作と個人事務所として幅広く活動中。

描いたり撮ったり作ったり、皆さんといろいろ情報共有できたら嬉しいです!“想いをカタチに”


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