「カメラじゃなく、写真の話をしよう」を読んで“PENTACON SIX TL”を買った話。

諸君、今日は大いに笑ってくれ!
きみたちが同じ思いをしないように、いやもとい、同じ思いでカメラ屋にかけこむことを願う。

これは2021年のお話。
思い出しながら書いてます。

ZOOMかなんかで打ち合わせ中に友人のカメラマンの家に置いてあったこの本を見て、タイトルに惹かれて購入。
著者は嵐田大志さん。

2021年は確かいろんなYouTuberのカメラの“チュートリル”を見るのにハマっていた時期で、正確にいうとYouTubeが流行っていたのかな?(今はほとんどYouTubeは見なくなったのだけれど…)

本来、撮影や写真についてもっと学ばないといけないのに、YouTube見てはカメラやレンズを買うことで満足していた時期でした。

第一章の目次だけを語りつつ、PENTACON SIX TL と出会った日のこと

「良い機材で撮る=良い写真」ではない理由

・カメラ沼、レンズ沼
・使っているカメラを聞いても意味がない
・画質と写真の良し悪しに相関性はない
・カメラではなく、写真のことを考えよう


そのままです。
おっしゃる通り!

結局、たくさん知ることは悪いことではないのですが、「カメラ、レンズ沼」ってやつでネットで毎日のように漁っていた自分が恥ずい。

好きな写真家の機材はみんなバラバラで結局カメラはツールでしかなくて表現したいものが違うだろうし、画質も写真の良し悪しには関係ないことも頭ではわかっていた。
のにもかかわらず…次々にYoutubeを鵜呑みにして機材を購入しちゃってましたね。

今(2024年)になってはカメラもレンズも値上がりがすごくて、いろいろ気持ちも落ち着き、撮影の学びも増え「写真」と向き合うことができている気がします。
ちょっとあの頃は頭の中が異常だった。
本の中にも書いてありましたが「どのカメラで撮ったか忘れてしまった写真、でもそれくらいがちょうど良いのかもしれない」と。

カメラ選びの基準

・撮影スタイルによる優先項目の違い
・小さい、軽いは立派な機能
・スペックに表れないのが重要


自分にとって何を優先すべきか?

「風景」「ポートレート」「乗り物」「スポーツ」撮影するジャンルっていっぱいあるよね。
本の中では車を購入するときのことで例えられていますが、最終的にはスペックより“好み”なのかなやっぱり。

今考えると「スチール」「企業PR動画」など静止画も動画も両方納品があるので、お仕事は“SONY”で間違ってはいなかったかなと思う。(ちなみに一番最初に購入したのはパナソニックのGH4でした)
趣味など、大好きな沖縄や水泳の遠征で地方へ行く時はポケットに収まるRICOHの“GR3”
特に目的もなく歩くときには好きなカメラ。
お友達のポートレートはFUJIFILM“X-Pro2”にオールドレンズをつけて使用している。

最終的にはライカを買いたいです(きっぱり)
なんなんですかね、この本ちゃんと読んでるか?って感じですが、心のままに。

 

デジタルカメラとフィルムカメラ

・デジタルカメラにはないフィルムの魅力
・フィルムカメラのデメリット
・僕がデジタルでフィルムを再現する理由


そうなんですよね〜。写真というものにハマると1度はフィルムで撮ってみたいなんてことは当然かと思うのですが、
とにかくフィルムも現像もお値段そこそこするので…

ただこの本に出会ってAIやデジタルより「人間臭さ」を0と1の間に感じることができるんだなと知って、自分がインスタのフィルターを作っていたので「フィルム」らしさを再現するためにエフェクトつくり頑張ろうと思ったことは間違い無いなと思います。
結局、コストの問題でデジタルでアナログを表現することにはなるんですけどね〜。

みなさまも“ポケットに思い出を”

「Poketfilm X」

写真歴が長い人にこそスマートフォン撮影をすすめる理由

・世界で最も使われているカメラ
・スマートフォンでの撮影は難しい
・常に持ち歩いていることの優位性
・制約を楽しむ
・写真歴が長い人こそスマートフォン撮影を


スマホ撮影の利点
はなんといっても「すぐに撮れる」という点ではないでしょうか?

実際スマホのレビューも以前しているのですが、未だにiPhone12 Proですが、問題なく姪っ子とのいい思い出もできました。
ポートレートモード楽しいですよ!

本の中に「制約を楽しむ」というのも記されていて、一眼レフのような機能はスマホには当然ないのだが、自分の経験やスキル、また被写体と向き合える撮影体験ができると。

とにかく、常に持ち歩いているということ最も優位な点だと。

見えないものを撮ること、見えるものを撮ること

・広角レンズと望遠のレンズ効果
・見えないものを撮ること、見えるものを撮ること
・レンズ効果をいせたいだけの写真


自分の目で見えているものってレンズで言うとどれになるんでしょうかね?35m?

自分と他人が見えているものはそもそも一緒では無い。
自分ではどう見えているのか?
それを共有、もしくは表現するためにレンズ選びも個性が出ていいんじゃないかと思います。

また「演出」でレンズを選ぶことも面白い。
特に望遠レンズ、後ろのものが手前に迫ってくる感じは楽しい!
「レンズ効果を見せたいだけの写真になることはどうなのか?」というようなスタンスのお話もありました。

カメラの高機能化で写真家は不要になるのか?

・ユーザーフレンドリー化していくカメラ
・写真家不要論


カメラマンだけではなく、一般のユーザーさんもこれだけ簡単に撮れる時代になって「綺麗」は当たり前。

ただ、味といいますか、個性はそれだけでは表現できるわけではないですよね。

不思議なことに、せっかく綺麗に撮った素材をフィルム調にしたり、ノイズをのせたりとデジタルからアナログに近づける編集も昨今普通ですし。
それだけみんな自分の「写真」「雰囲気」「色」というものにこだわりがあるのかなって思うと、AIに任せるのはもう少し先なのかと思います。

カメラの高機能化がどれだけ進んでも、まだまだ「人(写真家)」が不要になることはないんじゃないかな?
と思いました。

PENTACON SIX TL と出会った日のこと

この本を読んだ後に新宿のカメラのキタムラにいったんですよ。
たまたま後輩とランチの予定があったので。

そしたら、ガラス越しに中古のカメラが目に止まり…名前名前…PENTACON SIX TL、やっぱりこれか。

本に載ってた中判カメラじゃないか!!

触らせてもらったら、問題なく撮れそう。
しかもシャッター音ええ感じやん!!!

…すみません、これください。

完全に一目惚れです。
さっき「カメラじゃなく、写真の話をしよう」って心に決めたのに。
年末だったと思うのですが、6万〜7万(中古)だったと思います。

人生そんなものだと。

自分の心に嘘をつかず、欲しいものは手に入れましょう!
みなさんもこれ以上値上がりする前にカメラ屋へレッツゴー!!!

んなバカな話がありますかいな、そんな2024年も半年経つのかと思いながら…ポートレートの依頼があったので準備します。

夢中になれる「カメラ」「レンズ」にみなさん出会えてるかな?
また中判カメラのレビューもできたらいいなと思っています。

まとめ

本の後半に記されている「不完全性な美」という言葉がとてもしっくりくる。

「高機能」「高画質」になるにつれて、優れた写真が撮れるようになりましたが
微妙にずれている、ずらしている“揺らぎ”、正しいわけではないが不完全から生まれるグルーブのようなもの。
雑なようで、ちゃんと狙っている。そう考えていくと…

進化とは逆にカメラの高機能以上に「個」の表現力が必要な時代なのかもしれませんね!

そのために沢山、カメラやレンズに触れ合うことは大事ですし、
最新の高機能だけでなく整っていなくても「自分らしさ」「個性」を表現できるカメラに出会えるのも素敵だなと思いました。

私は本を読んでカメラを買ってしまったタイプの表現者ですが、みなさん「写真」「撮影」について考える良いきっかけの本だと思います。
機会があればぜひ、この「推し本」を。



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森脇裕也(モリワキユウヤ)

Webデザイン・映像制作会社勤務を経て、2010年に独立。 現在は東京を拠点にアーティストのグッズデザイン、グラフィックデザイン、イラストレーション、広告スチールカメラマン、動画制作と個人事務所として幅広く活動中。

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