最上位クラスのG Masterでsel24f14gmのポートレート作例!

最上位クラス!広角レンズsel24f14gmでポートレート作例

結論、ポートレート愛好家の人は表現の幅を広げる!という意味で持っていてもよいレンズです。

ここ最近はお仕事でもポートレートを多く撮っています。
皆さんも撮ってますか?いつも同じアングルで飽きてませんか?

ブログの記事としては“コスパ”が良いレンズの方がレビュー的にはいいのですが、お仕事としてはまた別です。


買ってよかった今日は憧れの大口径レンズ、G Master広角レンズsel24f14gmをご紹介します!


楚南 勇真 / YUMA SONAN

結論から言うと買ってよかったです!!
この後、しっかり長所だけでなく短所もお伝えできればとお思います。
(ただ、そこまでデメリットは気にならない、私は)

値段に関しては高価だと思いますが価値はあります。
そのあたりについてはおいおい!
一旦置いておきましょう。笑
それ言い出したら何も進まないので。

ポートレート、毎回どうしても似たような感じになってます?
特に被写体に雰囲気を出す場合に素敵なレンズ!
普段は私は55mm、中望遠85mmを使用することが多いです。
望遠は持っていない単焦点派の私は被写体との自分の距離を調整して前後に動く感じで、
バストアップで余白そこまで空けずにほとんどの面積絞めているものになりがち。
ポートレートなので当然なんですけどね。見せたい部分がしめてて当然。笑

自分で被写体との距離測りながら画角変えて撮りました。

ロケ地はお店とかハウススタジオとかでも想像より狭い時ありますよね?
(多分、サイトで紹介してる部屋の写真て広角レンズで撮ってるもの多いでしょ)
※自分もそうします

そんな時にこれ1本あれば結構便利だなって。

狭い空間でちょっとココから撮れないかな?(距離とらないと難しそうなところ)そういう所でも思いの外、近距離で撮れます。
余白もとれて背景にいつもなら入れないものをあえて入れてあげることで場所の雰囲気というんですかね?
アクセントを付けれる!

そういった写真が撮れるのでここ最近はお気に入りのレンズ!

今回のモデルさんも私のブログではいつもお馴染み沖縄出身の俳優/楚南 勇真(YUMA SONAN)くんです。
最近はCMでラップを歌ってました。殺陣なんかもやっている映像拝見してカッコいいなと。
今後期待している俳優さんです。

雨宿りしながらの撮影になりました。

事務所はコチラ
https://www.basic-pro.jp/

今回はいつもと違って「曇り」という環境。
暗い所を探してましたね。光が入ってくるようなところ探し。
ですので、あえてコインランドリーという狭い空間でローキーで撮ってみました。
光源は窓の外。

窓から入る光と、室内の暗さ
比較的暗い環境でコントラストつけながら雰囲気出して行けたらという感じ。

いつもの55mmや、85mmならF値開放で撮るのですが、今日はピントは絞っていろいろ写して情報量を。
この場所に“居る”という雰囲気を大事にしたいなと思います。

僕の位置も本当、すぐ目の前なんですがここまで入るんですよ、被写体。
※55mmや85mmだと想像の通り、もっと顔中心でバストアップだけになると思います

他のレンズだと自分が下がって距離をとる感じですね



こういった感じで余白いっぱいとって後でトリミングしてもいいですし。
α7RIV6000万画素あるので)

ぼくはこのままでもいいかなと。

単焦点レンズ SONY FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM|レンズ詳細

撮影:YUYA MORIWAKI

SONY FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM
焦点距離イメージ(mm) 24 / 36mm(APS-Cサイズ時)
開放絞り F1.4
最小絞り F22
レンズ構成 10群13枚
絞り羽根枚数 11枚
円形絞り
最短撮影距離 0.24 m
最大撮影倍率 0.17倍
フィルター径 67mm
サイズ 75.4 x 92.4 mm
重量 445g

G Master レンズとは?|解像性能・高解像設計・ぼけ味

■解像性能
画面隅々まで目を見張る鮮明でシャープな描写
MTF曲線のように従来の周波数に加えより高い周波数の性能基準も設けています

MTFとは?
カールツァイスが提唱したMTFとは?

■高解像設計
諸収差を効果的に補正する新開発の超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズ

■ぼけ味
表現力を高めるこだわりのぼけ味|静止画・動画
ソニーのGレンズでは、解像性能だけでなくレンズの個性とも言えるぼけ味にこだわって設計されているそうです!


そもそも大口径レンズとはなんぞや?

大口径レンズ = 開放F値が小さいレンズ
(別名:high speed lens/ハイスピードレンズ)
※大口径レンズは開放F値が小さいので、被写界深度も浅く美しく大きいボケが得られ、シャッタースピードも速くできる

F値は望遠と単焦点でも変わるようなので細かい部分は私もわからない。広角レンズほど実際の絞りは小さくなるらしい、計算式があるみたいです

そして高級?高価??
同じ焦点距離でもお値段の桁が1つ増えるような感じです。

決して安い買い物ではありませんが、ただし、それだけの価値は十分ありますね!
これ買ってから毎回持ち歩いてますよ。

広角レンズについて

長所と短所

多分、この24mmレンズに限らずだと思いますが、広角レンズの長所と短所がありますよね。

<長所>
・被写体との距離がとれないような狭い所でも沢山の情報を入れて撮れる(人でも物でも)
・構図を工夫でいろんなバリエーションが撮れる(写真に限らず動画でも)

<短所>
・雰囲気は出るのですが情報を入れて撮れる分、余計な、無駄な?ものも入る
・端の方が歪む(パース)
※これに関しては予めそういうつもりでレンズ使用していますけどね

パープルフリンジが結構出るらしいです。

このレンズ、パープルフリンジが結構出るらしいです。
あれかな私、結構絞ったから出てないのかな…。

解決策としては「f2.8まで絞ればよい」とか書かれている記事もありましたね。
もっと絞ってるから出てないんだな。

開放で使うときは気をつけた方がいいってことを覚えておけば、そこまで欠点とは思わないですけどね。
用途に合わせて回避していく撮影方法も学んでいければいいなと思います。
※最悪Adobe photoshop lightroom classic ccとかで調整など

そういう実験的なものYouTubeにあるかな?
ちょっと撮ってみようかな(忙しくない時に…)

コマ収差問題

コマ収差の定義
「光軸外の1つの点を光源とする光が、像面において1点に集束しないこと」

図で見た方が早いのでwikiっちゃってください!

1点に集束しないので彗星みたいなぼけが出る、おっぽのあるような。
これも結局解決策としてはF値絞るってことなんだよね。。。

いろいろレンズの問題点、例えば85mmの時にもあった“口径食問題”
これもさ、レンズの「絞り」を絞ると軽減できるわけでしょ?
なんかあったらF値しぼれ説。笑

そのレンズの長所である開放で撮ると問題が起きるわけで。笑

とにかく恐れずどんどん撮って都度都度対応しないとだから、完璧なレンズはないってことだね。

長所と短所知っておけば使いながら自分らしさが出せる気がする。

広角の宿命である画面端での歪み

被写体(特に顔とか)できるだけど真ん中に置いて撮る!笑
上下左右の画面端が歪むので女の子の顔なんかは置かない方が良い。
そういうマイナスをプラスに変えるような“構図”を考えてみることも大切ですね!

演出で端に足持っていって長く見せたりしたりしてるカメラマンさんもいますよね。

このレンズで構図を工夫していい写真が撮れるように現場増やしていきたいですね!!

今回このレンズを選んだ最も重視した理由

「とろけるように徐々にぼけていく理想的なぼけ像」
※↑ソニーサイト引用

これはかなり感動しました!
購入の決め手かも。
大口径レンズなので、開放せっかく1.4でしょ?
別日にお仕事でデジタルサイネージのPV動画の撮影で使用してみて改めて思いました。
“これだけの広角(24mm)で美しくボケるって素晴らしい!!!”
こんなぼけますかね?笑
予定通りに撮影も終えました。

照明にもこだわりこのレンズで撮ってみて、すごくイメージしていた感じに仕上がったなと大変満足しています。
また動画レビューできたらいいなと思います。

使用したLEDライトはコチラの記事も参考に!
おすすめのライトです!!
最近、Youtubeでも“B-Roll”の動画アップされてますよね!!もし気になる方いらっしゃいましたらおすすめLEDライトと共にどうぞご覧ください!

ポートレートでいつも持ち歩く神レンズ!ご紹介いたします

私のブログでもアクセスの多いコスパの良いレンズです!
もしお時間ありましたら見てくださいませ。



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森脇裕也(モリワキユウヤ)

Webデザイン・映像制作会社勤務を経て、2010年に独立。 現在は東京を拠点にアーティストのグッズデザイン、グラフィックデザイン、イラストレーション、広告スチールカメラマン、動画制作と個人事務所として幅広く活動中。

描いたり撮ったり作ったり、皆さんといろいろ情報共有できたら嬉しいです!“想いをカタチに”



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