コスパ良いストロボ発見、屋外ポートレートに!GODOX AD200を解説!

一眼レフで撮影に選んだストロボ|GODOX AD200のセット

屋外でポートレート写真を撮ることが多いのですがストロボっていりますか?」
自然光だけでもよくないですか?」

こういった質問はよくありますよね。
私もよくたずねておりました。

結論から言うと、光があれば“日中”でしたら自然光だけでも問題はないでしょうね。
いや、むしろ自然光が美しいです(逆光や時々出るフレアなんかも)
ただ、ナチュラルな写真も素敵だし、欲を言えば意識した演出でも撮りたい!というのが本音です。

なので、私は屋外のポートレートなどの簡単な撮影GODOX AD200”を常備しています。
さらに軽装備で行く場合はクリップオンストロボ(GODOX V860IISなどを持っていきます。

理由はポートレートなど、顔の影やボディのパキっとした輪郭などちょっとした工夫、演出が必要な場合はストロボは間違いなくあると良いからです。
絶対に持っていきたいのは料理などの撮影。

たまにあるんですよね。
「ストロボあったら」良い感じに撮れたかもみたいな場面。
昼間でもNDフィルターかけて日中シンクロなど。

逆も然り、「自然光」の光でフワッと撮影したい時LEDの定常光が雰囲気的にいいかなとか。
両方その場で判断することもあるのでできれば鞄に忍ばせておきたいアイテムであることは間違いない!



GODOX AD200のセット|仕様

【パッケージ内容】
Godox AD200
Godox トランスミッタ
スピードフラッシュヘッド
裸球フラッシュヘッド
AD-Eホルダー
保護袋
取扱説明書

 

電力(W) 200
ガイドナンバー@ ISO100(スピードライトヘッド) 52m
ガイドナンバー@ ISO100(裸のバルブヘッド) 60m(AD-S2リフレクター付)
パワーレンジ 8 F-Stops 1 / 1-1 / 128パワー
フラッシュモード TTL /手動/マルチフラッシュ
フラッシュ持続時間(スピードライトヘッド) 1/220 – 1 / 13,000秒
フラッシュ持続時間(裸のバルブヘッド) 1/220 – 1 / 11,300秒
色温度 5600K±200K
リサイクル時間 0.01〜2.1秒
FEC / FEB 1/3刻み(±3)
フラッシュ露出ロック 支持
ストロボのマルチフラッシュ はい(90回点滅99Hz)
同期モード 高速同期(1/8000秒)、先幕同期、後幕シンクロ
フラッシュディレイモード 0.01〜30秒
マスク機能 支持
ビープ音 支持
LEDモデリングランプ はい*(スピードライトヘッドのみ)
光スレーブモード S1およびS2
ディスプレイ LCDパネル
ビルトイン2.4Gレシーバー はい
伝送範囲約 100m
制御可能なグループ 5(A、B、C、D、EおよびF)
電源 リチウム電池パック(14.4V / 2900mAh)
寸法(フラッシュヘッドなし) 168mm x 75mm x 50mm
重量(フラッシュヘッドとバッテリーなし) 560g

GODOX AD200のガイドナンバーはいくつ?

フラッシュの発光量(ガイドナンバー)

単純にガイドナンバーが大きいほど、より遠くの被写体を適正露出で撮影できます。
ちなみにモノブロックストロボというタイプはガイドナンバーではなく“Ws表記”

GODOX AD200 (モノブロックストロボ) = 200Ws

モノブロックストロボはヘッドによって光の強さが変化するので、一定で表記できない。
よってWsはガイドナンバーとして比較するのは難しいそうです。
しかし、リフレクター(28mm相当の照射角を得られる)をヘッドに付けた場合にガイドナンバー60に近い光量なのではないかという情報もネット上にありました。

ポートレート撮影では問題ない光量だと思われます。

 

(2022.03追記)ガイドナンバーを求める計算式はコチラにも記載しています。 ↓

GODOX AD200とコマンダーの接続方法について

X1T-S TTLワイヤレスフラッシュトリガー Sony 用送信機 SONY カメラ用

コマンダー(トリガー)親機GODOX AD200子機、としてこれから接続の説明をします!
トリガーはカメラボディーのホットシューのところに取り付けることができます。

①リチウム電池を入れる

付属しているリチウム電池をGODOXのボディの横からに入れます。

私は現場には常にバッテリーは2本持っていきます。(1本だけ最初このセットにはついていました)
一応ネットでリチウム電池だけ売ってます。


ボディのサイドに電源あります。
※使用後消し忘れにご注意を!バッテリー無くなっちゃうので。

側面には“ミニジャックシンクロコード/ストロボ側端子Φ3.5mmミニジャックタイプ”が差し込める。

②液晶画面とボタンの説明

GODOXのボタンですが1回押すに記載されている表記が実行されます。
長押しするとの表記が実行されます!

 

③子機(GODOX AD200)を親機(コマンダー)に認識させるために

コマンダー(親機)のMODE(モード)を“M”(マニュアル)にする。

④グループとチャンネルの設定

親機と子機を合わせていく作業が必要になります。
誰が誰に指令を出すためにチャンネルを合わせるのか、またその指示をどのグループに出すのか。

これはなんとなくご理解いただけるかなと思います。

バラバラだと動きません。

モデリングランプもあります

液晶側の右下に二つボタンがあり、右側1回押します。
モデリングランプはLEDです。

カスタムファンクションは「ビープ音」のON/OFFだけ触る

GODOX AD200はどのように使用しているか(撮影方法)

こういったブラケットマウントと呼ばれるものを“NEEWER プロ ライトスタンドと組み合わせて使用しています。


そこまで安定していない場所でなければ “NEEWER プロ ライトスタンド”でも十分かと思われます。
想像していたよりもしっかりしていましたし高さもあります(割と開きますし)。

そうそう、このGODOX AD200を選んだもう一つ! リチウム電池なんです!!

「フル発光で500回の発光が可能」って書かれてましたね。
長時間になりそうな時でも予備1本あれば都度都度充電しながら進行すれば十分良いと思います。
そこまで気になるようならガッツリとスタジオおさえて機材の環境良い場所で撮影した方がいいですしね。
あくまで屋外や室内でサクッと1、2時間ならOK。

アンブレラとかソフトボックスは必要かどうか??

こちらも結論から言うと、持って行ってます。

クリップオンストロボの場合天井バウンスや直でストロボにディフューザーつけたりとか。 
それで対応することもあるし、 三脚立てるくらいの撮影ならアンブレラはあっても良いかと思ってます。
ここ最近ではトレペ(トレーシングペーパー)とかも。

(先ほどから言う影の演出/特に顔) 斜め前に置いてますね。

※アンブレラにディフューザーかトランスルーセントアンブレラを使用
(ソフトボックスのような指向性はなく、漫然と光が広がります)

まとめ


逆光や時々出るフレアなど自然光だけでも演出は十分ですが、
意識した演出で影をつくって撮影したい!という場合は持ち運びの良いGODOX AD200
クリップオンストロボ(GODOX V860IISがおすすめです!

私自身も今後いろいろ試してみたいと思います!

ちなみに白ホリなどのスタジオでは準備されているProfotoや他のメーカーさんのストロボで撮ることが多いです。

(追記:説明不足だった2019年の記事を2022版として撮影&リライトしています。)



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森脇裕也(モリワキユウヤ)

Webデザイン・映像制作会社勤務を経て、2010年に独立。 現在は東京を拠点にアーティストのグッズデザイン、グラフィックデザイン、イラストレーション、広告スチールカメラマン、動画制作と個人事務所として幅広く活動中。

描いたり撮ったり作ったり、皆さんといろいろ情報共有できたら嬉しいです!“想いをカタチに”



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