このブログでもご紹介しているとおりいつもはカメラ、レンズ、PC周辺機器などを多くレビューしているのですが、コロナ禍で家から出れなくなったことで時間もでき、自宅でできる音楽制作（映像のBGMに使用する）も考えて数年前にサンプラーを購入していました。
ところが、正直トリセツ的なものを見て、なんとなく理解できても実際に想うようにカタチにできないかもと触れず…

納品期限を考えると有料の音源サイトに頼った方が制作スピードも圧倒的に早かった。
という理由で今までSP-404MKIIを1度も使っていなかった。

がしかし、世の中も落ち着いてきて部屋の片隅に置いてあるピッカピカのSP-404MKIIを見るたびに勿体無い…と思い続け「今年こそは」と箱から出しました！

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改めて、これからはじめるSP-404MKIIどういった機材なのか？

SP-404MKII（ローランド エスピー ヨンマルヨン マークツー） = ローランド社が製造しているサンプラーおよびエフェクター。

これは、音楽制作やライブパフォーマンスで使用されるハンドヘルドサンプラーで、
ヒップホップ、エレクトロニカ、アンビエント、その他のジャンルで広く愛用されているようです。

当時は￥53,000- 前後だったのですが最近では値上がりしているとか…いったいくらになっているのでしょうか？
6万円後半くらいになっているかもしれませんね。
比較してみてください！

ハンドヘルドサンプラーとは？

ハンドヘルドサンプラー = 手のひらサイズのサンプリング機器。

クリエイティブな音楽制作や即興演奏を行うために使用されます。

コンパクトで持ち運びが容易で、ライブパフォーマンスやスタジオセッションでの使用が特に一般的です。
サンプリング、エフェクトの追加、ループの作成、リアルタイムでの演奏など、さまざまな機能が組み込まれています。
これにより、どこでも音楽を制作し、表現することができる。

サンプラーに繋ぐケーブルもたくさんあるので予めどのようなものが必要かチェックする必要もありますね！

SP-404MKII以外のサンプリングの機材は何がありますか？

Ableton Push（エイブルトン プッシュ）

Ableton Pushは、Ableton Liveと統合されたハードウェアコントローラー。 サンプリングやシーケンシングを行うことができ、タッチセンシティブなパッドやノブを使用し、サンプルをリアルタイムで演奏し編集することが可能です。

Native Instruments Maschine（ネイティブインスツルメンツ、通称NI）

Maschineは、ソフトウェアとハードウェアが組み合わさったサンプリングシステムであり、サンプルの録音、編集、シーケンシングを行うことができます。 パッド、ノブ、フェーダーなどのコントローラーを使用して、直感的に操作することができます。

Akai MPCシリーズ（アカイ エムピーシー）

Akai MPCシリーズは、サンプリングに特化したワークステーションとして知られています。 これらの機器は、サンプルの録音、編集、シーケンシング、そしてビートの制作を行うためのユーザーフレンドリーなインターフェースを提供しています。

Elektron Digitakt（エレクトロン デジタクト）

Digitaktは、Elektron社が製造するサンプリングドラムマシンです。 8つのオーディオトラックと8つのミディトラックを搭載し、サンプルの再生やエフェクトの追加、シーケンシングを行うことができます。

Roland SP-404SX（ローランド エスピー ヨンマルヨン エスエックス）

SP-404SXは、SP-404MKIIの前モデルであり、サンプリングとエフェクト処理を行うハンドヘルドサンプラーです。SP-404MKIIと同様に、ライブパフォーマンスやスタジオ制作で広く使用されています。

これらは一部ですが、サンプリング機能を備えた様々な機材が市場に存在します。
それぞれの機材は異なる特徴や操作性を持っており、ミュージシャンやプロデューサーのニーズや好みに応じて選択されます。

サンプリングが得意なアーティストってどんなことしてるの？

SP-404MKIIは、サンプリング、ループ作成、エフェクトの追加、シーケンスの作成など、さまざまな音楽制作タスクを行うことができます。
その特徴には以下が含まれます。

サンプリング機能

SP-404MKIIは、内蔵のマイクや外部入力から音声や音楽をサンプリングすることができます。これにより、さまざまな音源を取り込んで使用することが可能です。

パフォーマンス機能

SP-404MKIIは、リアルタイムでサンプルを再生し、エフェクトを追加することができます。これにより、ライブパフォーマンスや即興演奏での使用が容易になります。

エフェクト

SP-404MKIIには、リバーブ、ディレイ、チョープ、フィルターなどのエフェクトが搭載されており、サンプルに対して独自のテクスチャーや表現を与えることができます。

パッドトリガー

SP-404MKIIには、12個のパッドが搭載されており、それぞれ異なるサンプルを割り当てることができます。これにより、リアルタイムでの演奏やパフォーマンスが可能になります。

シーケンサー機能

SP-404MKIIには、パターンやループを組み合わせてシーケンスを作成する機能があります。これにより、複雑な楽曲の構築が可能になります。

実際に彼らのYouTubeやSpotifyなどの音声コンテンツを見てみよう。
なんかもう凄すぎて…また触るのが怖くなります、笑。

サンプリングで著名なアーティストさんたち

Madlib
マッドリブは、その独創的なサンプリング手法で知られています。
彼の作品では、ジャズ、ファンク、ソウルなどの古典的な音源を巧みに組み合わせ、独自のサウンドを生み出しています。

J Dilla
ジェイ・ディラは、ビートメーカーとしての才能において伝説的な存在です。
彼のサンプリングスキルは卓越しており、シンプルながらも深いグルーヴを持ったビートを作り出しました。

DJ Shadow
DJシャドウは、その先駆的なサンプリング手法で知られています。
彼のアルバム『Endtroducing…..』は、全ての音源がサンプリングされた初の全編ヒップホップ・アルバムとしてギネス世界記録に認定されるなど、その革新性が高く評価されています。

まとめ

私は音楽的な“センス”はあるとは言い難いのですが、サンプラーという遊び心をくすぐってくれる機材を今後も楽しもうと思います！！
写真・映像と共に引き続き楽しんで行けたらと思います。

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Profile

 

森脇裕也（モリワキユウヤ）

Webデザイン・映像制作会社勤務を経て、2010年に独立。 現在は東京を拠点にアーティストのグッズデザイン、グラフィックデザイン、イラストレーション、広告スチールカメラマン、動画制作と個人事務所として幅広く活動中。

描いたり撮ったり作ったり、皆さんといろいろ情報共有できたら嬉しいです！“想いをカタチに”

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