【おすすめ】Premiere Proシーケンスの1番良い設定は納品の“書き出し”を意識する!

Premiere Proの「シーケンス」最も良い設定とは何か?

Premiere Proで編集する際、最初に設定しておかなければいけない「シーケンス設定」

シーケンスとは、映像素材(クリップ)やエフェクト、それらすべてを置くタイムライン
そして一連の大きな流れであり、組のようなものですよね。「箱」みたいな例でご説明される方も多いですね。

その中に入れるものに予め“ルール”を決めておきましょう!という設定です。

そしてこれは最終的には「書き出し」の設定とも言えるので(目指す着地点という意味で)
どのような作品として「納品」するのかを意識し考えて設定していけば良いかと思います!

そしてそれは、まとめにもなってしまうのですが、その時々、みなさんが作り出す作品(動画)の方向性に合わせたものが、1番良いシーケンス設定であると思います。
なので正解は一つではない

では「設定」の細かいところ少し整理していきましょう!

編集モードの設定

タブには業務用カメラの名称だったり、映像の保存形式があります。

これから撮ってきた素材をどのように編集していくか選んでいくので「カスタム」で良いかと思います。
※当てはまるカメラがあればその設定でも可能だと思います

注意)ここで間違ってはいけないのは撮ってきた“素材”はカメラ側の設定でもあるので、シーケンスはあくまで撮影後の「編集」の設定である

タイムベースの設定

1秒間に表示させるコマ数

私は通常の動画制作ですと24fpsをベースに編集していくことが多いです。
撮影時に23.976fpsの素材の場合は23.976fpsベースで大丈夫だと思います。

※23.976fpsと24fpsの違いは別でまた詳しくレビューできたらと思います
※スローモーションにしたい素材は30、60、120fpsで撮影しています

【ビデオ】フレームサイズ

16:9で書き出すことが多いと思いますので以下の数字はそれも参考に。
お仕事で4K納品は今のところそこまで多く無い気がします。
YouTubeのようなプライベートワークもHDがまだまだ主流じゃ無いかな。

ちなみに私は素材撮りに関しては“4K”で撮影することが多いですね
(のちにHD編集でトリミングして使用することがあるので、アップにしたりと使い勝手も良いです)
※撮って出しやそこまで編集で困らないものはHDで撮影しています。


一般的にはHDのフレームサイズで編集することが多い気がします。

HD 1920×1080 2,073,600画素数
4K 3840×2160 8,294,400画素数
8K 7680×4320 33,177,600画素数

素材=4K
編集=HD
※PCのスペックかなり重要な気がします

✅フレームサイズの変更に比例してモーションエフェクトを拡大・縮小

こちらはチェックしています。

ピクセル縦横比

「ピクセル縦横比」(ピクセルアスペクト比)とは何ですか?
フレーム内の 1ピクセルの幅と高さの比率を表したもの

多くのコンピューターのビデオ標準では、1:1 のピクセル縦横比(正方形ピクセル)

フィールド

フィールドとは、1フレームの中にさらに分割された静止画です。2枚の静止画が合わさって1フレームになる感じです。
シーケンスの設定でフィールド(偶数・奇数・なし)というのがありますよね。
これは1フレームの中に2枚の静止画がある状態

インターレース フィールド「偶数」「奇数」は静止画2枚で1フレームになり、主にテレビで使われる
プログレッシブ フィールド「なし」は静止画1枚で1フレームになり、主にスマホPCで使われる

YouTubeでチャンネルを開設されている方、テレビに関わっていない方は「なし」で問題ありません。

作業カラースペース

作業する時の色域でもあり、最後の書き出しの際にシーケンスに合わせて書き出す設定もあるので
最終の納品時の色域と考えていいと思います。

SDRのモニター、Web動画、YouTubeなどの規格は「rec709」なのでそのように設定することが多いです。

※HLG撮影し、BT2100 HLG/BT2100 PQで編集したものをrec709の規格にアップしても色域の違いで見え方が大きく変わるので、編集の段階から最終の納品規格に合わせています

【オーディオ】チャンネル形式

ここは変更できない、触れません。

サンプルレート

44,100Hz (44,1kHz) 音楽業界の標準
48,000Hz (48kHz) 映像業界の音の標準

ヘルツ(hertz, 記号:Hz)
※サンプルレートは数値が高ければ高いほど音が滑らか

ビデオプレビュー(レンダリング表示)

ビデオプレビューの設定 = シーケンスでレンダリングしたものを表示

※“シーケンス”(ファイル形式、コーデック)で選択し、レンダリングしたものが表示となり、更に書き出し時に「プレビューを使用」をチェック入れることで再レンダリングせず、書き出しが可能

■プレビューファイル形式

■コーデック

■幅×高さ

納品するために設定していた最初に決めたフレームサイズでよろしいかと思います。

✅最高レンダリング品質

こちらはチェックしています。
警告が出てきますが、読んで字の如し
クオリティを最高品質にするためにはそれなりのメモリ、PC環境必要ですよというお話です。

(余談)クリップ素材の詳細を確認したい!

シーケンスの設定前、編集中に撮影してきた素材の詳細を再確認したい時ありますよね?
クリップ上で右クリック、「プロパティ」を開くと、

プロパティが表示されるので、自分の知りたい詳細をチェックしてシーケンスの設定の参考に!

(余談)クリップからでもカラースペースを上書きできる

プロパティで色域の詳細がタイムラインにのせる素材と違うなって時は、
クリップ > 「変更」 > 「フッテージ変換」
でもカラースペースを上書きできます。

自分の作業中の色域を確認したい時は「Lumetriスコープ」の左下で確認できますね。

まとめ

先日、いつもご一緒している映像作家さんにシーケンスについてお話し聞けたんですけど、結局ルールは設けるのですが、時に“表現として”型にはまらないということも有りますので、今回の設定もあくまで1例。みなさんの“つくりたいもの”を意識したシーケンス設定が最終的にはベストなのかなと思います。

あくまで基本的な考え方として各項目の私自身のメモとして記録しておきますので参考になる方は「自分でつくりたいもの」と照らしあわせてみてくださいませ!


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森脇裕也(モリワキユウヤ)

Webデザイン・映像制作会社勤務を経て、2010年に独立。東京を拠点にアーティストのグッズデザインを中心に、グラフィックデザイン、イラストレーション、広告スチールカメラマン、動画制作と個人デザイン事務所として幅広く活動中。現在、ソニープロサポート会員。

描いたり撮ったり作ったり、皆さんといろいろ情報共有できたら嬉しいです!

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森脇裕也。Webデザイン・映像制作会社勤務を経て、2010年に独立。東京を拠点にアーティストのグッズデザイン中心に、Web制作、グラフィックデザイン、イラストレーション、広告スチールカメラマン、動画制作と個人デザイン事務所として幅広く活動中。現在、ソニープロサポート会員。
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